The Road Not Taken 〜タンザニアライフ〜

JICA海外協力隊(青年海外協力隊)タンザニアでの生活、活動の様子をのんびり載せていきます!

Baseball…Nini?  その2

どうも!

 

最近雨季が始まったとか始まってないとかで、不安定な天気ですが、家の前はまた水没する時期になりました。暑さのピークは過ぎたらしいのですが、まだ毎日大汗かいてます。

今週は一週間だけ前期の中間休みですが、ラマダン中でどこにも移動できないのでおとなしくのんびりします。

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ちょっと前にあったできごとなんですが、 学校終わりに家に向かって帰っていると、反対側車線を走っていたバイクが僕の方へ近づいてきて、すれ違う時に「F××k you!!!」 と大声で叫ばれ、そのままどこかへ走り去っていきました。

その数日後、また家に向かって歩いていると今度は後ろからきたバイクに頭を引っ叩かれました。(同じ人かは分かりません)

 

住んでいる場所はダルエスサラームの中でも貧しい人が多いと言われている【ゴンゴランボート】というエリア。このエリアはローカルで有名なのか、どこに住んでるか聞かれて「ゴンゴランボートだよ」というと、鼻で笑われることが多くあり、なぜそんなところに住んでいるんだとよく言われます。

 

先生や野球をやっている選手たちからも危ないエリアだから気をつけろ、と言われますが、それでも暴言を吐いたり、頭叩くのは...と思いますがしょうがないですね。家の周りでもけんかしている様子もたまに見かけるし、そういうエリアなので。

とりあえず叩かれただけで、強盗とかでもなく怪我もなかったのでよかったといったところでしょうか。 

言葉が通じても、日本でも、日本人同士でも色々あるのと同じですかね。

今後も気をつけます。

 

最近は少し涼しくなりましたが、ちょうどその時期は暑さと停電がひどく、家のなかは常に30度を超えていて、やばい時には35℃あったりしました。暑さとこのどこにもやれないイライラとで、帰国や国外逃亡(任国外旅行)を考えました。笑

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前置きが長くなりましたが、前回の続きでタンザニアの野球事情について。

 

その2、という事で今回は昨年参加したタンザニア甲子園の話、リーグ戦の話とか。


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タンザニアの野球ですが、約10年前からスタートしています。

当時タンザニアに駐在していた日本人の方や、協力隊などを中心に普及が始まりました。

 

4年前来た時にはすでに野球があったので、スタートしたときはどんな感じだったのかは想像もつかないですが、相当なエネルギーが必要だったのは間違いない。いまでもめちゃくちゃエネルギーが必要なので。

 

ただ、10年経っているけど野球を知らない人はまだまだ多い。先月他の学校の体育の先生と話をした時も、ハンドボールのようにボール投げて得点決めるんだろ!って言われました。笑

体育の先生ですら知らない人がいることに衝撃を受けましたが、しょうがないですね。超マイナースポーツです。

 

そもそもサッカーが1番人気のタンザニア。サッカーを嫌いな人を見つける方が難しい。こどもたちはボールさえあれば(ボールっぽいものがあれば)裸足だろうが雨が降っていようが、遊んでいるのをよく見かける。

野球はボール1つでプレーするのは難しいし、それなりに場所も必要になる。

 

普段練習や試合を行っている場所は、草の根事業で数千万円かけて作られたと言われている『ダルエスサラーム甲子園球場』。

 

フェンスの網がボールよりも大きく、ボールが簡単に通り抜けたり、草が伸びすぎていてプレー中にボールの行方が分からなくなることもありますが、立派な球場です。

 

でも、メンテナンスはほとんどされていないので、マウンドやバッターボックスはデコボコ。グランドを使った選手たちも基本的には言われないと整備をしたりすることはない。

さらには週末クリケットをしてい人たちもいて、センターにはクリケットのピッチが作られています。

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試合をするとなると、このグランドまでお金をかけて来なければいけない選手もいて、毎週来ることが難しい、という人もいる。

 

じゃあ、ほかにも野球できる場所を探す、試合の際はできるそれぞれの地域に遠征をする、という事になっても、それはそれで難しい。

なので、週末に行われていたリーグ戦や普段の練習に来る選手は、ダルエスサラーム内で余裕のある人たちが集まっている印象はある。

 

 

最近、1人の選手から「なんで週末に練習するの?」ということを聞かれた。

タンザニア人の感覚でいくと週末は【休む日】なのでそこに疑問が出るのは普通のことな気がした。

 

でも、以前から週末の練習は行っていた(4年前もやっていた)し、平日働いている人や生徒も、週末の方がゆっくり時間をとれるしみんな集まりやすい。実際に毎週来ている選手もいるけど、聞いてくるという事は何か事情があるのかもしれない。週末練習したくないのかな、とも思ったり。

 

なぜ週末に練習するのか、といった質問の背景は、平日にもっと練習をする、木曜日と金曜日は昼から夜10時まで練習するといったことの提案だった。夜遅くまで練習しようとする意欲は素晴らしいものの、残念ながら夜10時まで野球の練習をできる場所は知っている限りない。

ただ、その連絡があったのでちょっとは練習するかな、と思ったけども平日も練習には来ないし個人でやっている様子もない。

おれは今年ピッチャーとキャッチャーをやりたいから教えてくれ!と、平日学校に来て生徒と一緒に練習をしたことも数回あったのですが、すぐ疲れた、と言ってずっとスマホいじっていたり日陰で休んだりする。以前から練習の約束をしても平気ですっぽかし、練習に来たとしても時間も全然守らない選手なので、いつも通りか、と彼の気が向くまでそっとしておくことにした。

 

日本に行きたい、チームを紹介してくれ、スポンサーをつけてくれ、という選手も中にはいます。(ソフトボールやっている子も含む。)

日本に行きたいから日本人の女性を紹介してくれ!(付き合って結婚したら日本につれていってくれると思っているらしい。)という事も。

 

チャンスがあれば、日本の野球を経験させてあげたいしレベルの高い野球を見せてあげたい気持ちはめちゃくちゃあります。ただ、最低限の努力や姿勢は見せてほしいなーとも思う。こればかりは難しい。

最近は、「キミの夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ」ってとある曲のフレーズが脳内リピート再生されてます。

 

全員に言えることですが、毎日、毎週来れなくても仕方ないので、自分でできる練習をする、約束を守るとか、当たり前のことをできるようになってほしい。(もちろん、こういうところもちゃんと指導します)

 

まだまだ歴史が浅いので、これからに期待、といったところで。

 

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続いて、タンザニア甲子園のお話。

毎年行われているタンザニア甲子園は昨年で11回目。ダルエスサラーム、ザンジバル、キリマンジャロ、ドドマ、タボラ、ルブマ、ムワンザが参加する予定でした。

ダルエスサラームからも、2チーム作って参加する、という予定でしたが予算等の問題で1チームだけに。今までは学校ごとに参加できていたので、配属先学校でも準備をしていましたがそれは叶わず。(予算の都合もありましたが、優勝したかったからダルエスサラーム内で選手を選抜してチームを結成するという理由もあった。)

 

大会直前(開会式の前日)になり、地方のムワンザ、キリマンジャロ、タボラが交通費がなくダルエスサラームまで来れないという事で出場辞退。

 

問題となった交通費ですが、4年前の任地ムワンザまではバスで片道70,000Tshで行ける。大会期間中の食事、飲料水、宿泊費用は出るので、雑費含め1人往復150,000Tsh(日本円で約8000円)あれば足りるけど、そこも何とも言えない。

コロナ以前協力隊がいた頃、地方から参加するチームは、隊員がなんとかしてお金を集めたり、隊員のポケットマネーから交通費を出して参加していたことも普通だったらしい。先輩隊員はいくら払っていたのか。これに依存していて自分たちで何もできなく、今参加できなくなっている、というのであれば非常に残念だけど。

 

結局参加できるチームが4チームになってしまい、試合スケジュールも一から組みなおすことになった。

その時、運営とか支援をしている方(日本人)から「予算がもったいないし、試合数も少ないので、やっぱりダルエスサラームからもう1チーム作って参加できるように選手集めてなんとかしてくれませんか」と言われた。

確かに、予算もあるし、せっかくザンジバルとかからも来るので試合数も増やしたいのもわかる。結局、こういったアイデアや改善策もほとんど日本人がやってしまうのでいつも同じような問題が起きてるんじゃないかって。とくに交通費の問題は今に始まったことではないので。

残念なことに、タンザニア連盟のスタッフたち、試合中イヤホンつけてずっとスマホいじっていたり、試合も観ずに寝ていたりしたので、やっぱりサポートしすぎなんだなって感じました。

 

話がそれましたが、バタバタしているのは選手に関係なく、年に1度の貴重な機会なので、自分の教えている選手たちに出てほしい、とおもい連絡をとりましたがこれまた大変で。

10月頃は参加できる→やっぱり選抜1チームだけで参加できない→やっぱりできるようになったから参加できる選手いる?という展開だったのに加え、すでに学校も休み期間だったので、確実に来れる選手が5人しかいない、という状況に。合同チームを作って参加できましたが、当日になるまでどうなるかわかりませんでした。

試合スケジュールがまた変更するとなると、他のチームにも申し訳ないので、全員確実に来るかどうかはわからない、ということを予め伝えるものの、「それでは困ります。」という恐ろしい回答が。わかるけども。はげそうになりました。

 

試合当日は他の学校の生徒も合わせ、12人集まりました。結果は2試合とも大敗でしたが、ほかのチームとの交流をしていたり、楽しそうな様子も見れてとりあえずはよかった。

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タンザニア甲子園は12月9日(土)~11日(月)で行われたのですが、8日(金)に開会式とリーグ戦の優勝決定戦も行われました。

 

肝心の開会式ですが、大会に参加する選手たちはほとんどおらず、「なんでいないんだ!」と運営の人たちはちょっとお怒り気味でした。ちゃんといたのはザンジバルチームだけで、開会式に来なかったチームや選手に話を聞くと、開会式の存在を知らない選手もいたので、これまた連盟や運営のミスかなーと。

 

【タンザニア甲子園開会式】ということでしたが、肝心の選手がいないので、リーグ戦の優勝決定戦に参加する選手たちが主役のような式で、ちょっと残念でした。ちゃんと来ていたザンジバルチーム、そのほかちらほら来ていた選手もいましたが、それはお構いなし、という感じ。

 

開会式後に行われた優勝決定戦ではちょっと不思議な光景が見られました。

ゲームセットの時だったのですが、サヨナラエラーで終了し、優勝が決まりました。

エラーではありますが、サヨナラ勝ちでの優勝は喜びが爆発するはず。しかも新しく始まったリーグの初代チャンピオン。そもそも、試合は勝つためにやるものなので勝ったらうれしいはず。

でも、タンザニアで行われている野球セミナーでは、「相手をリスペクトしろ、喜ぶな、整列して挨拶が終わってから喜ぶべきだ。」といったことが教えられていた。確かに、相手がいないと試合はできないしリスペクトしなければいけない。でも、試合は勝つためにやるものだし、勝ったらうれしいに決まっている。優勝なんてなおさら嬉しいはず。優勝を決めたら選手全員がグランドに飛び出して集まっているあの光景は、誰もが目に浮かぶはず。先日行われていたセンバツの決勝でもしっかり、マウンドに集まり歓喜の輪の作っているのを確認しました!笑

 

この写真はゲームセット時の様子です↓

審判がセーフとジャッジした瞬間、ベンチから飛び出し大喜びしていました。写真中央のあたりの手招きしている彼もベンチを飛び出し、はじめは喜んでいたのですが、すぐに「喜ぶな、並ぶぞ」と。他の選手たちはまだまだジャンプしたり大喜びでしたが…

敗れたチームの選手数名は「今のはアウトだろ!」と審判に文句をいい、整列するのに時間かかっていました。

 

相手を侮辱するような喜び方や発言、整列せずに長時間騒いでいるのであれば問題ですが、優勝したら喜んでも良いんじゃないか、っていう個人的な意見。勝ったチームから「喜ぶな」という言葉が聞こえたのが不思議でならなかった。

 

おそらく自分がプレーする側なら喜ぶはず。先ほども書きましたが、形はどうであれ、リーグの初代チャンピオン。

僕は残念ながら、今までの野球人生の中で優勝という経験をしたことがないのでその時にどういう感情になるのかは想像がつきませんが、結果を残す、試合に勝つためにきつい練習をし、努力をするのはアスリートであれば当然のこと。

タンザニアの選手たちがそこまでの練習や努力をしてない、と言われたらそこまでですが、嬉しい、楽しい、という気持ちがなければ続かないし広がっていかない、と思います。(負けた、結果がでなかったという悔しい気持ちもまた必要不可欠だとも思いますが…)

 

タンザニア野球の主役は誰なのか。どこに向かっているのか。

 

謎が深まった出来事でもあり、色々と考えた大会期間でした。

 

今年のタンザニア甲子園は、予算問題などの問題もかいけつしてちゃんと地方のチームも参加できるようになってほしいし、学校でも参加したいので頑張ります。


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 ちらっと出てきたリーグ戦の話ですが、昨年からタンザニアナショナルベースボールリーグ(通称:TNBL)というリーグがスタートしています。ゆくゆくはプロリーグを目指しているとのこと。

 

肝心のレベルですが、オブラートに包まず言えば日本の小学生の方が間違いなくうまい。

試合にしか来ない選手が多く、ウォーミングアップをしたり練習をすることも少ないので仕方ないのですが、狙ったところにボールを投げる、ゴロやフライを捕る、ピッチャーが投げた球を打つ、などの基本スキルが全体的に足りていないのが現状です。

 

試合のほとんどはフォアボールやエラーで得点が入るので、ヒットやホームランを打つことも少ないです。(一応スコアラーがいるものの、記録上は出塁すればほとんどヒットになっていました笑)たいていの試合は荒れています。

 

さらに試合中は審判のジャッジに対する文句を言ったり、お互いにルールを正しく理解ができていないこともあり、揉めることも。 

例えばキャッチャーが打撃妨害(インターフェア)をしたのになぜか打者がアウトになったり、打者走者のファーストへのスライディングは禁止だからアウトだ!等、タンザニアオリジナル?のルールなのかは分かりませんが、ほぼ毎試合何かしら起きていました。

 

審判は、審判登録されている人が入れ替わりでやっていますが、審判も選手もルールを覚えていないのでこういったことが起きています。正しいルールを理解した上で、野球を楽しんでほしい。

 

試合は荒れている、と書きましたが、エラー、暴投で多く点が入るので、フォアボールとかでランナーにでたらとりあえず走る。とにかく走る。そうするとかなりの確率で暴投や捕球ミスなどのエラーが起きるから。

 

守備側は走られる、得点されるのを防ぐためにどうするか考えた結果、隠し球やトリックプレーをする。

こういったプレーって、本当に1点取られたら負ける、といったぎりぎりの試合で一発逆転を狙う、みたいなときにおこるもので、日本でも稀にしか見れないプレーのはずなのですが…笑

 

トリックプレーと言っても高等技術でも何でもなく、ランナーが2塁にいるとセンターがセカンドベース上に堂々と立っていたり、ピッチャーからセンターに「セカンドに入れ!」といった指示が飛ぶのでトリックプレーでもなんでもないのですが。笑

 

隠し球でアウトになった選手が「隠し球は反則だろ!」とベンチに戻らず文句を言い続け、退場になったこともありました。

ルール上反則ではないけど、隠し球とかする前にちゃんと必要なスキルを身につけてほしいし、レベルに合わせたルールを作るべきだと思っている。

いまのレベルなら、盗塁、バント、変化球禁止とか…

 

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もうひとつ気になるのは、試合するチームの選手が集まらないこと。先ほどもちょっと書きましたが、グランド周辺に住んでいる選手もいれば、遠くから交通費を払ってバス(ダラダラ)に乗って来ている選手もいるので、お金がなければ来れないのですが、チームに選手が7人しかいなくても試合をしていました。

よくわかんないけど、試合をする最低人数が7人らしい。僕の知っている野球とは違う野球なのかもしれないです。笑

試合の途中で1人帰ってしまい、6人で試合していることも1度ありましたが…

リーグ戦始まってすぐの頃の様子



試合開始時間は午後2時。でも選手はほとんど来ていない。なので審判が2時半まで待つという。2時半にも来ない。でもその時点で両チーム7人いたら試合をする、という流れ。

昨シーズンの後半は選手が全く来なくなり、試合がないことが多くありました。試合がないといっても勝ち負けがつき、人数が揃っていないチームが不戦敗になるのですが、片方のチームが4人、もう片方のチームが5人いたから4人の方が不戦敗、みたいなこともありました。選手同士で連絡とり、来るか来ないか確認して、来るという返事があっても来ない、なんてことが日常でした。

試合開始時間に合わせて選手は来るので、事前にちゃんとグランドに来て、ウォーミングアップや練習をする選手の方が少ないく、なんなら試合が始まってからくる選手もいる。

そのあたりの連絡も、各チーム代表がいて、その人たちを中心にやってるみたいだけどもよく分かりません。

 

ふだんから介入しすぎないように心がけていますが、こんな感じになってしまっては、試合どころではないことが多く、大変でした。

 

今の実力や人数を考えると、集まった人だけでチームを振り分けて試合をしたり、土曜日は練習、日曜日は試合、といったクラブチームのような形にすればもっとうまくなるのかな、とも思ったりもしますが、今年も4チームのまま試合をすることになっています。仕事や家庭の事情、学校や軍役など、それぞれの事情もあり、7人しかいなくても無理やり試合をしていたので、今年は9人そろわない時は試合をしない、ということがちゃんと決まりました。当たり前だけど、とりあえずはよかった。

さらに、各チーム最低15人は選手を集め、3月中に連盟にメンバーを提出する、という事も2月にあったミーティングで決まっていましたが、残念ながら4チームともまだ提出していないらしい。

5月からリーグ戦をするという事で進んでいるのですが、一度決まったスケジュールも白紙になったみたいですしどうなるのでしょうか...

 

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去年の6月に日本で開催された『UTSUGI CUP』というソフトボールの試合にタンザニア代表が参加しています。

 

試合は3試合やって全て完全試合でのコールド負けでしたが、ソフトボール代表が国際試合に参加するのが初めてでした!

 

野球でも、1人の選手が日本の独立リーグで3ヶ月だけプレーしました。

他にも、ソフトボールのトレーニングでチェコに行っていたり、Baseball5の国際試合に出場したりと、こういった機会は増えているので少しずつ進歩はしているはず!

タンザニア国内での試合はほとんどないので、選手たちにとっても良いことだし、モチベーションの維持にもつながると思う。

 

残念ながら、国際試合の参加になると野球ソフトボール連盟だけでなんとかするのは難しく、国からの予算にお願いをするしかないので、全部の国際試合に参加する、というのは非現実的で。

今年はすでに3月までにU-15と23のワールドカップ予選、男子ソフトボールのアフリカ大会、Baseball5のアフリカ大会がありましたが、参加できたのはBaseball5のみでした。野球、ソフトボールが次に出れるのはロサンゼルスオリンピックの予選になりそうかな。こればかりはどうにもできないのですが。

国がスポーツよりも教育!と言っており、まだまだ体育やスポーツへの理解も少ないので、とりあえずはできる限りのことで、引き続き活動していきたいと思います。

 

選手たちが帰ってきた際には、必ずどうだったか感想を聞いているのですが、「楽しかった!」「また行きたい!」とみんな口をそろえて言うので、次はもっといいプレーできるように、結果も残せるようにサポートしたい!と思っています。

 

ただ、ソフトボール代表の選手も、独立リーグに行っていた選手も、タンザニアに帰ってきてからはほとんど練習に来ていない状況で...

選手同士で、日本での経験を伝えてほしいって思いますが現実はそうもいかず。

練習したい!と思ってもらえないこっちの力不足なのかもしれませんが…

 

なにかいいアイデアあればぜひ教えてください。

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以上、長くなりましたが、この1年で感じたこと、タンザニアの野球は現在こんな感じです。

 

せっかく関わっているので、いつかは『Nini?(何?)』と言われないくらいには普及してほしい。という気持ちです。

 

次は、ようやくキリマンジャロ登山について書きます!笑

 

それではまた!

Asante!!

 

最近の癒しの子猫も大きくなってきました!