どうも!
ちょうど1年前も3.11のことを綴っていましたが、今年は自分自身が福島に住んでいることもあり、ちょっと不思議な感覚でした。
16日に大きな地震があって少し焦りましたが…
家の中は若干物が落ちたくらいで、特に大きな問題もなく無事でした。
地震起きた直後からSNSの通知が鳴りやまず、それにも驚きました。笑
心配してくれた方、ありがとうございました!
訓練も終わり、まん防も解除されたので、多少羽を伸ばせる時期になりました。シーズンが終わる前にスノボだったり、東北の桜スポットものんびり巡りたいところです。
3連休は、県内の野球のイベントにお呼ばれしていたので参加する予定でしたが、残念ながらコロナウイルスの影響で中止になってしまいました。
職場は同年代の人がいないので、休日は一人でドライブしたり、のんびり過ごすことが多いですね。自重トレーニングでは刺激が足りなくなってきたので、今月エニタイムに再入会いたしました。それくらい暇です。
皆さんぜひ遊びに来てください!笑
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近況報告はこんなところで、今回は
「あたまでっかちとしがらみ」
というなんともふざけたタイトルです!温めに温めたというか。
去年寮で生活している時から、選手会長の立教ボーイと度々話題に上がっていた内容をいまさらながら綴りたいと思います。
皆さん、いきなりですが!!!
「あたまでっかち」「しがらみ」
この2つの言葉は聞いたことありますか?
大体の人は聞いたことありますよね。きっと。
なんとなくのニュアンスでしか使った、聞いたことがなかったので、くわしく調べてみました。
あたまでっかち:
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1 からだの他の部分に比べて、頭が大きいこと。また、そういう人や、そのさま。あたまがち。
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2 上の部分が下の部分に比べて、ふつりあいに大きかったり多かったりすること。また、そのさま。「―の花瓶」「―な組織」
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3 知識や理論が先走って行動が伴わないこと。また、そういう人やそのさま。「―な若者」
だそうです。
よく使うのは、3の意味ですかね。意外と頭っでっかちな人ってあふれている気がしなくもないですね。自分自身も頭でっかちだと思われないように行動も伴わせると同時に実力(結果)も残すことは大事なような気がします。
ということでまず、「あたまでっかち」について考えたいと思います。
スポーツ界(僕の専門は野球なので野球になりがちですが、)は今までもトレーニングや体の使い方に関する情報は沢山ありましたが、昨今の部活動改革(練習時間短縮など)やプロ野球選手(※独立リーガーは含みません)が身体操作系のエクササイズを取り入れていることなどを、選手本人やトレーナーさんなどがSNSを利用して発信する機会が多くなったことにより、真似をする人や学ぶ人が増えていると思います。
速い球を投げるためにどのように身体を使うか、ボールを遠くに飛ばすためのバットの操作方法(身体の動き)、スイングスピ―ドを早くするか等々...
かなり端折っていますが、こういう感じで、トレーニング方法も考えられることが多くなっています。
それに伴って、「ピッチング指導」「バッティング指導」などなど個人で指導をする人も増えた気もしなくもないような気がします。
北海道にいたときも、そういったところへお金を払って遠出しているひとも結構いたので、面白そうだなと思いつつ、金額を聞いたらバイトして稼いでいる金額のほとんどを占める額の指導もあるみたいで驚きました。
(ちなみに富良野の選手が農家でのバイトが多かったのは、周りに畑しかないような場所に拠点があったのと、農家さんの方がコンビニとかで働くよりも時給が良いからなのがほとんどでした。)
まあ、指導者がいないので、自分から学ぶ姿勢が大事な環境だったのも事実ですが、果たして1回お金を払って学びに行って、自分自身に落とし込めているか、試合で結果が出るかと言ったらそれはまた別問題になってきますよね。
教える側は、どんなにいい人だったとしても(人間的な意味合いの割合が大きいです。人からお金もらって教えるという事は、知識や技術はトップレベルに近いのが前提なので。)仕事でやっているので。
チームに帯同している(最低週1以上直接見てもらえる環境)のであれば、これまた話は変わってきますが、自分がその人のところまで行って初めて見てもらえるので、試合時にどうかは指導者にはわからないのが、こういった指導を受ける選手がネックになる部分ですかね。
ただ、本人たちは、今まで学んだことがなかった知識を学べてよかった、指導してもらって感覚がよくなった、ティー打撃していい打球になった、球速がアップした!
などなど嬉しい気持ちにはなりますよね。
ただ、その場だけで終わってしまってはお金の無駄だと思うので、この動きは身体のどこの筋肉を使う、どういう動きをしたら力のロスが少ないか等、自ら学びを深めていかないと先には続かないと思いますし、繰り返しになりますが続けなきゃお金の無駄ですしね。
また、試合での結果にもつなげないといけないですし、最終的には個人でやるしかないのが野球だと思っています。
野球が形にこだわる競技、もしくはただ速い球投げる、ただ遠くに飛ばせばいい競技だったら話は変わってきますが、どんなに形がよかったとしても、試合でストライクが入らなかったりヒット打てなかったら意味ないですよね。笑
野球だけやっていていい時代は終わったという部分はこういうところにもつながっているって個人的には思っています。
例えば、ホームランを打つにはこれだけの打球速度があればフェンスオーバーするか、その打球速度を出すためには、スイングスピ―ドがどれくらいで、そのスイングスピードを出すにはどんなトレーニングが必要で...
みたいな感じですかね。野球にも最低限の勉強が必須ですね。指導者ならなおさらですが…
そこで、もう一つ考えたいのが「練習は試合のためにする」
という散々聞いてきたこの文言。果たしてそれはどうなのかと。
「試合で結果を残すために練習をする」という部分が大事なような気がしますがいかがでしょうか。
仮に試合に勝ったとしても、打てなかったり、エラーしたら悔しいですよね。足引っ張って試合に勝っても、僕はうれしくはないです。また、同じポジションの選手や、同じタイプ(バッティングが得意、守備が得意など)の選手が活躍していたら僕は悔しい気持ちの方が大きくなっていたような...(笑)
アスリートって、これくらい普通だと思っていましたが、北海道ではこんなバチバチな風景はなかったですね。
ってことを先日北海道では相手チームだった友人に会ったときにこの話をしたら、「野球をやってきた環境によって考え方も変わるんじゃないか」って話になりました。笑
脱線しましたが、「試合のための練習」ではなく、「試合で結果を出すための練習」にすることが大事で、練習は練習で別にいいと個人的には思っています。例えばですが、ノックの打球と試合の打球は全く違うので、ノックを何本受けようが、補給姿勢やとるタイミング、バウンド数など考えてやらないと試合につなげるのは難しいと思います。
熟練【無意識化】していれば話は変わってきますが…
この【無意識化】という言葉、アスリートは大事ですよね⁉
また、練習するのは「コツをつかむ」部分も大切なんじゃないかって思っていて、その気持ちでずっと高校、大学と野球をしてきましたし、富良野でもそういう風に伝えることが度々ありました。
etc)速い球を投げるコツ、遠くに飛ばすコツ...
昨年の富良野の練習は基本的に短時間でやっていて、個人での練習も強制はなかったので、いかに自分に還元できる練習ができるかが大事だなって思いました。
先日、再度話題になっていましたが、リーグは分かれてもどちらも就労必須、定住を目指す等、違うのは連盟に加盟しているかどうかしかわかりませんが、仕事しながら野球するって、普通に大変ですよ。
社会人(企業チーム)の選手はそれでNPBにいけるかどうかのレベルでプレーしているので本当にすごいと思います。
実際の評価(ドラフトの傾向)を見ても、独立よりも社会人や大学生の方が今現在は評価や期待値(即戦力かどうか)が高いので、野球に打ち込める時間が多い分、頭を使う必要があるような気がします。
僕の同期で大学時に公式戦で全く登板していないのにNPB入りした選手や、大学や社会人で150キロ投げてもドラフトにかからなかった選手もいたので、頭を使ったところで狭き門には変わりないのですが…
上のレベルに行く、少しでもスキルアップするためにもとことんやるしかないですね。笑
頭でっかちの話は長くなりすぎたので、まとまらないけどまとめて終わりたいと思います。
最後に、実際に頭がめちゃでかい人を想像してみてください。きっと、その人は思い通りに身体を動かせていないはずですね。動かしたかったら、起き上がる方法、でかい頭を支える方法、どうしたらうまく動けるかなど、身体を動かす方法を学ぶことやトレーニングもきっと必要ですよね。そして一番肝心な、「自分の頭がでかい」って一番大事なところに気づけないと先は見えないですよね。
一流のアスリートは自分のことを主観的、客観的と様々な角度から見ることができるという人が多いって大学時に学びました。多方面から自己分析できるかどうかってところですよね。
着地点はまだまだ先になりそう(個人的ににまだまだ勉強が必要)ですが、長くなりすぎたので以上、頭でっかちの話でした。
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続いて、「しがらみ」です。
こちらも調べてみました。
・しがらみ
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1 水流をせき止めるために、川の中にくいを打ち並べて、それに木の枝や竹などを横に結びつけたもの。
-
2 引き留め、まとわりつくもの。じゃまをするもの。「世間の―」
- しがらみの意味 - goo国語辞書
ここ数年で多くの方にお世話になり、面白い経験ができましたが、話をする中で定期的に出てきた「しがらみ」というワード。
色々決断をした時やお世話になった方へ挨拶に行ったとき等々会話の中で「しがらみが...」「しがらみ考えたらだめだよ...」的なことを多く耳にしました。
ずっとお世話になっていた地元の整骨院で新しいインソールを作りに行って将来の話だったり色々したとき...
北海道に来て新たに出会った方とJICAや野球を含めた今後について話をしている時...
などなど
割と真剣な話をしている中で必ずと言っていいほど言われるので印象に残っているというか。
人間関係に使われることが多い言葉で、何とも抽象的な感じ。
まあ自分の人生なんだからやりたいこと思い切ってやっちゃいなよ
的な解釈でいいのかなーと。
人生の大きい決断にしがらみが出てくるのはまあまあわかる。たぶん多くの人が経験していることでしょう。
北海道で生活をしているなかでも小さなしがらみみたいな事はちらほらあったわけで...
そのちいさなしがらみが後になって色々引きずることもあると思います。
特に、田舎はコミュニティが狭すぎるのと、すごい閉鎖的だなって感じました。
都会でもコミュニティが狭いことはあるんですが、田舎は外から来る人を「よそもの」だと思っているんじゃないかって感じることはありました。
(タンザニアにいたとき、アジア人が来たら「アフリカに仕事を取りに来た」と思う人もいるという事を現地人から聞いたことを思い出しました。笑)
あと、ペコペコしてくれる人の方が良いのかなって感じる場面も少なからず。(お山の大将てきな。)
JICA関連で学校に関わる機会も多くありましたが、全校生徒が少ない学校で、コロナに感染してしまって、居場所がなくなってしまいその後転校するしかなくなってしまったことがあったということも聞きました。
なんていうんでしょうね。日本でもこんなことが起きるのか!
と聞いた時は思いましたが、これも地域のコミュニティが狭すぎるのが原因なんでしょうかね...
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「It's up to you」「You are You」って表現を学生時にお世話になった先生から言われることも多かったので、結局行動するしかないんですよね。
これまた野球選手のお話になりますが、独立リーグで、給料をもらっていなかったとしてもほとんどが個人事業主扱いなので、そういった意味でも最終的には自分次第ですよね。笑
自分のやりたいことができないとか、思っていたのと違うとか、やってみなければわからないことが多い部分はどこにいこうが当たり前にあることだと思いますが、責任を持つことは必要ですよね。自分で選んだ道ならなおさら大切な気がします。
まあ、独立リーグの性質上1回踏み入れたらなかなか抜け出せないという選手も多く、実際に現役選手からそういったことも聞いたことがあります。
独立リーグには独立リーグの面白さはありますが、これもある種「しがらみ」ですね。笑
部活動改革や小学生の全国大会廃止(柔道)等、各種スポーツ、環境やルールも色々見直す時期に差し掛かっているような気はしますね。野球界も頑張らないとですね。
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暇な時間が多いので、いろいろ勉強もしつつ、ここ最近はこんなことを考えていました。
読んだ感想、意見などあれば連絡してもらえると勉強になります。
こんなこと書いてるお前があたまでっかちとか、そういった類のコメントはご遠慮ください。笑
久しぶりのブログでしたが、また気が向いたらいろいろ書きます。
それではまた
Asante!