応援しません。
何考えているの?
本気さが足りない。
農家で疲れていたら野球なんてできない。
根性が足りない。
練習が足りない。
負けすぎじゃない?
富良野大丈夫?
勝つ気あるの?
え、勝ったの?
なんで富良野なんかでやってるの?
富良野じゃなくてこっちで野球を…
プロなんでしょ?
しがらみが...
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どうも!
はじめに言っておきますが、先になんだかずらずら書いてある言葉たち(Maneno)は、消し忘れでもなんでもないです。今年所属チームだったり個人的に直接言われたものです。もっとたくさんありますがこれくらいにしておきます。笑
これを見て皆さんは何を思うでしょうか。
今シーズンを振り返るにあたってこれらの言葉は避けては通れないような気がしていたので書きました。
個人的なニュースとしては特にないのですが、福島に引っ越してもう3週間が経ちました。毎日寒いです。
もう2022年になろうとしていますが、野球の振り返りをしていなかったので年が明ける前に振り返ろうと思います。
このブログは元々タンザニアでの生活の様子を紹介する目的で始めたので、帰国後は気分次第で投稿しておりましたが、ブログを見てくれる人も多いのでのんびり続けています。
有料でnoteをやっている選手とかもいて、「有料でやったらいいじゃないですか!」なんていつだったか豊泉氏に言われましたが僕はブログで稼ごうなんて1ミリも思っていないのですべて無料で見れます。笑
有料記事にして好き勝手書くつもりもありませんので、あくまで僕の感じたことや経験などを記録として残している次第です。
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今年は富良野ブルーリッジというチームにいました。
(去年も富良野にはいましたが、色々あってチーム名が変わりました。)
チーム名が変わったころ、シーズンが始まる前に言われたのが
「応援しません」
というような言葉でした。
シーズン始まってもいないのに、僕自身まだ契約していない時からDMがきてその時に言われたのでかなり印象に残っているワードです。今シーズンはこの言葉から始まったといっても過言ではないような気がします。
みんなが入寮する頃(2~3月くらい)、僕はJICAの再渡航を待っている頃でした。ただ、タンザニアは再渡航できないと判断をされ、4月以降の仕事を見つけなければいけないってなってしまった頃でもあり、何に対してもやる気が起きなかった時期でしたかね。4月以降やりたいことは全く頭になかったものの、どうせならタンザニアにいたはずの期間なら好きなことをやりたい!という気持ちはあったので、教員とか働くという選択肢はあまりなかったです。ただ、野球をやるという気持ちもあまりなく、ただなんとなく時間が過ぎていたような感じでしたね。
そのころ富良野入りを決めていた蟹澤と悠太と連絡を取っていて、はるばる横浜から僕の地元松戸まで来てくれるというので食事に行くことに。
そこでおいしいご飯を食べ、おいしいお酒を飲みながら色々話をしているなかで、
「富良野きてください!よもさんいなかったらやばいっす」
みたいなことを熱く熱く言われた(ほかにも色々話をしましたが)。
その時に「まだ始まってもないのに散々言われてる」って話もしていて、どうせやるなら見返してやろう!って気持ちにもなったので今年も富良野に行くことにしました。(これだけの理由ではないですが、この日はきっかけの一つです)
決める前から北海道に戻ってくるみたいな噂はあったみたいですが、黒いチームに入るっていう話がかなり出回っていたみたいですね。ただ、可能性はゼロではありませんでしたという事だけお伝えしておきます。
北海道決めたのがぎりぎりだったので僕が富良野入りしたのは4月1日でした。もう幹部が決まっており練習もスタートしていました。ただ、千葉に戻っている期間、時間だけはかなりあったので健康維持のために毎日ジムに行き筋トレはしていたので去年よりも身体は仕上がっていました。笑
そんな感じでシーズンインを迎えました。
やっぱり野球になると長くなってしまいます。飽きないような文章や構成にしたいですがそんなセンスはゼロなのでお許しください。
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34試合7勝22敗5分
これが今シーズンの戦績です。
(リーグの記録では26敗になっていますが、リーグ戦が途中で打ち切りにりましたがこれまた色々あって不戦敗が4試合加算されているのでそれは除きました。)
この結果を見てわかる通り、しっかり負け越しています。ちゃんとしたプロ野球ならシーズン途中に首脳陣がチームを去り、選手にも厳しいお言葉が山のように降りかかっていたことでしょう。笑
これだけ負けていたら勝つ気あるの?とか本気でやれとか、勝ったら勝ったで驚かれても仕方がないのではと思っております。地域の代表としてやる以上はそういうもんだなって。
ただ、プロかと言われたら正直なところ僕の頭の中は「?」が出てきます。
プロの定義も様々なのではっきりとしたことは言えませんが、僕が感じたのは
・野球でお金をもらっていない
・野球の競技能力が高いわけではない(誰1人としてプロと呼べるレベルではない)
といったところでしょうか...
ただ、野球をずっと続けてきた、専門競技であるという意味合いでは「プロ」って感じもしなくもないですが。これは捉え方次第ですかね。
じゃあお金貰ったらプロ?
って思うかもしれませんが、お金貰ったとしても金額面からプロとは考えにくいですね。
他の独立リーグ(四国やBC)でも相場は10万円前後ですし…
これも考え方は十人十色といったところでしょうか。
僕の周り(チームメイト、先輩後輩)でプロ野球(NPB)からドラフトで指名されて入団している選手も何人もいますが、中には育成選手もいます。育成で指名されたけど残念ながら支配下にはなれずNPBからすでに去ってしまった選手もいます。
周りから見たら育成選手でも野球でお金をもらっていますが、当の本人は
「育成じゃ本当のプロだとは思っていない」
って言っている人もいましたから、そのレベルから見たらプロと呼ぶには及ばないんじゃないかって思うこともありつつ、お金だけがすべてではないとも思うところですね。
これは今後も考えたいところですね。
北海道の野球リーグはかなり特殊だとおもうので、これからも色々とありそうな予感はしますが…笑
ちょっと脱線しましたが、戦績見たら1位ではないなってのはわかりますよね。
この負け数(試合内容)では何言われても仕方ないのかなって思うこともしばしばありましたが、チーム全員、毎試合勝つことにこだわってプレーをしていました。途中であきらめたり、負けて良いなんて思ったことはチーム全員ありません。試合中のミーティングでも「まだ終わっていない」って言葉が何度も出ていました。
諦めずに戦った結果が34試合中7勝でしたので、これはもう実力不足としか言いようがないです。
個人成績(細かいやつは出されていないですが)戦績から見てもだいたい予測はつきますし。それくらいの結果(実力)なのでなかなかステップアップできないとも捉えることもできます。
上目指しているとはいうものの、それが本気なのか分からん人もいたりして、「トライアウト受けてダメならまた戻ります」みたいなことを平気で言ってる人も結構な数いて、そりゃ合格しないでしょ。なんてあまり大きい声では言えませんが、これが北海道リーグ全体に感じられたので、選手の意識改革はリーグ通して必要なんじゃないかなって。
中にはトライアウト受けに行くのに自分のアピールポイントすら考えたことないって選手もいて何も返す言葉がなかったです…
野球を続けること、野球で上を目指すことが悪いということではなく、諦めがつくまでとことんやったらいいんじゃないですかね。それは人それぞれのタイミングなので自分次第だし。
ただ、義務教育終わってるんだから自分の発言、行動(目標とかも)には責任持たなきゃダメなんじゃない?ってことが言いたいんです。そうじゃなきゃズルズル野球してるだけで、野球している自分に酔って、ただの自己満になる気はしますね。
野球だけやっていたらいい時代はもうとっくの昔に終わっているので、何かしら勉強したりすることも大事だし。
少年野球指導者資格導入とか、野球人口減少ストップさせる取り組みだったり、Beseball5だったり、野球界もかなり変わっていく気がするので…
野球教室とかありがちですが、指導者資格があるってことを知らないのはまずいので、もし球団とかで考えているのであれば頭には入れておいた方がいいですね。個人なら尚更ですが。知らないじゃ済まないし笑
まだ強制ではないので大丈夫ですがそのうち必須とかになる可能性もあるので誰かしら持っておいたらいい気はしますね。
資格が全てではないですが、資格を持っていることで自分のスキルを証明できる物にはなるので、僕がもし子どもができてスポーツやらせるってなったら「元プロが…」とか「独立リーガーが…」とかには正直惹かれないですね。自分自身体育大卒で、資格とかも取ったりしたので、元プロだから教えるのが上手い、身体のことやトレーニングのことを知っている保証はないのは当然なので。
また話が逸れましたが、僕は大学で区切りをつけていたので以前から言っている通り野球で上は目指しておりません。なんでトライアウト受けないのか、なんで富良野なんかでやってるんですか。って言われますが。大学まで本気で上目指していたのでもういいんです笑
まあ、アマチュアに引退はないので。笑
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試合に負け、最下位で終わったのは悔しいですが、個人的には去年よりも対戦相手が増えて試合そのものが楽しかった気持ちも強くありました。
今年はコーチ兼任立場でもあったので、結果も伴わないといけないような気もしていて、結果を出すのは当たり前なのですがちゃんと背中で示さないとなーなんてことも思ってました。
が残念ながら大した成績を残すことはできませんでした。が実力的にはこんなもんですのでしょうがない。むしろ大学で野球に区切りをつけたのにもかかわらず昨年に引き続き今年もこうして試合に出れたこと自体がよかったです。
とか言っておきながら雪が降った開幕2戦目(5/3士別戦)北海道の5月をなめていたとともにファーストとセカンドとライトのちょうど間に上がったフライを追いかけている際、芝生の切れ目に思い切り右足をひっかけ足首をやってしまいました。
開幕2戦目にしてシーズンが終わったと思いました。笑
病院にも行き治療もリハビリもしながら徐々に良くなり、もう少しで完治の時にまたやってしまって今度こそ終わったと思いましたが、コロナで試合がなくなった期間もあり無事完治してシーズンいつの間にか終わりをむかえていました。
正直なところ、勝った試合よりも負けた試合の方が記憶に残っていることが多いのは僕だけでしょうか?
もちろん松本さんの完封だったり、正木が打ったタイムリーも、青木のホームランも、豊泉のサヨナラエラーなのかヒットなのかよくわからん打球もしっかり覚えております。
個人的な結果としては、シーズン初ヒットが開幕戦でバックスクリーンに同点スリーランを打てたこと、延長10回に勝ち越しの2点タイムリーツーベースで1試合5打点したことが今シーズン1番かと。
記憶に残る限り野球人生の中で一番活躍した日だと思いますね。笑
シーズン始まる前は「今年はバックスクリーンにホームランを打つ!」なんて目標を立てて美唄へ向かう車の中でも今日バックスクリーン打つわ!なんて言っていたら本当に打てて今シーズンの目標も1試合で達成してしまい自分でもびっくり。その後は逆方向に打つのと10試合に1本打ちたい、と目標を立て直しましたががこちらは達成できませんでした。逆方向にホームランと同じくらいのファールは打てましたが…笑
141打数39安打 打率.276 ホームラン2、盗塁10 (たぶんあってるはず)
終わってみればこんな感じの成績でした。
いたって普通の成績というか。可もなく不可もなくってところでしょうか。
チーム内では上から4番目の年齢でしたが、頑張りました。笑
ホームラン打てて良かったです笑
ただ残念なのは打ったホームランYouTube以外撮っていた人がいないという...
去年も写真のみでしたが…
打たないなって思われているんですかね。笑
また機会があれば頑張ります笑
シーズン最後は札幌ドームでファン投票でのオールスターゲームにも選ばれ、チーム唯一のヒットを打てて、楽しみながら気持ちよく今年の野球を締めくくれました。
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ありがたいことに来年も!とかいろいろとお誘いもあり嬉しいですが今現在では来年のことは特に何も決めておりません。
色々と決まり次第ちゃんとご報告させていただきます。
なんか振り返りと言える内容は少ないですがとりあえずこんなところです。長くなってしまいましたが、読んでくれた方ありがとうございました。
また気が向いたら記憶が薄れていく前に振り返りたいと思います。
それではまた。
Asante!
最後はファンの方がとってくれた写真で↓