The Road Not Taken 〜タンザニアライフ〜

JICA海外協力隊(青年海外協力隊)タンザニアでの生活、活動の様子をのんびり載せていきます!

The Sky is the Limit!! Week4(0205-0211)

どうも!

 

 

タンザニアに来て4週間になりました!

が、なんかもう1か月以上いる感覚になってますね(笑)

 

この1週間は...

 

 

 

 

 

とにかく疲れました!

 

はい。笑

なんといってもプレアサ(任地訪問)がですね。

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学校の目の前のヴィクトリア湖!



日本語が通じない環境、たかが4泊5日だけど一気に現地の生活に変わったこと、日本とは違う学校の環境、自分の語学力のなさなど、いろいろと考えて気を張っていたせいか、ダルに帰ってきてから疲れが一気に来ましたね!

 

5日間終わってホテルに戻ってきて日本語を話せる安心感というか、落ち着きを感じています笑

 

タンザニアに来てから3週間ホテル暮らしだったのでそこも影響しているかもしれません笑

 

当然日本と異なる学校環境なんですが、特に学校で気になったのは教育システム、時間割、前回の投稿でも書いた「チャパ(体罰)」、食事ですね。

とりあえず今回は教育システムについて少しだけ触れたいと思います。

 

 

タンザニアの教育システムは初等教育(Primary)が7年、中等教育(Secondary)が6年、高等教育(University)が3年~となっています。義務教育に当たるのがPrimaryのみとなっています。

 

 

中等教育は日本で言う中学校にあたる「O(ordinary)level」(Form1-4まで)と高校にあたる「A(advance)level」(Form5-6)の2つがあります。

僕の配属先になる「Butimba Secondary School」はOレベルの学校になります!

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タンザニア 就学率

https://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2017/10/02/1396871_013.pdf

これにタンザニアの教育システムについて書いてあるのでぜひ目を通してみてください!

就学率は初等教育では約90%近くあるものが中等教育になると約30%と激減、高等教育は4%となっています。

日本と違って「学校に行けることが当たり前ではない」ということがはっきりわかりますね。

 

 

 

教育区分ははこのように分けられていますが、進級、進学のために

国家試験(National Exam)

を受けなければいけません。試験はスワヒリ語ではなくすべて英語です!

 

Primaryでは4年と7年生の時、Secondaryは2,4,6年の時に受けることになっています。間の学年の時は進級試験、最終学年の時は卒業・進学試験となります。

試験結果次第で大学に行けるのか、それとも職業訓練校なのかといった将来の選択肢に大きく影響するので生徒は一生懸命勉強します。

 

 

4日間授業見学をしましたが、まず日本のように授業中寝ているとか、スマホいじっているとか、そういうことはまずないですね!

あと早く移動しろとか、集合しろとか先生から指示があったり注意されても、文句言ったりすることもない!笑

スマホを持っている生徒はいなかったですが、仮にスマホをいじっていたり文句を言ったりしたら確実にチャパされると思います。

 

でも落書きでノートに絵をかいている生徒は見かけました

 

 先生の似顔絵(ちょっと悪意ある感じのやつ笑)書いてたりしてて、そういうノリみたいな部分はちょっと日本と似ているところがあったりして。

 

こういうの!!!いいですよね。僕は好きです笑

 

 

学校制服もありますが、きれいなものを着ている生徒もいればボロボロになったものを着ている生徒もいる。靴も運動着も一緒。

 

机といすも生徒1人に1個ではない、窓(ガラスはない)から入る光で黒板が見えにくいなど、日本では当たり前の環境がタンザニアでは違う。これがタンザニアの当たり前なのか、と身に染みて感じました。当然電気もありません。 

 

日本がどれだけ恵まれているか!!!!!!!!!!

 

 

 

僕は昨年3月に大学を卒業してからJICAの研修が始まるまで1学期の間だけ千葉県の公立高校で保健体育の非常勤講師をやっていました。

僕自身の中で比較できるのがこの学校と、いままでの自分自身の学校生活だけなんですが、学習環境ってすごい大切だと感じました。

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非常勤の学校で最後の練習の時!



 

また、タンザニアの子どもたち普通の勉強だけじゃなくて、日本にも興味があって日本語とか日本の文化、歌とかダンスも教えてほしいと、興味があることに対して意欲がすごい!

 

活動の中で体育とか野球だけじゃなくて、できることとか興味のあることに対して自分で限界を決めずにとりあえずやってみようと思っています。

 

そんな意味合いを含めて今回は

The sky is the limit!!(限界はない!!)」というタイトルにしてみました(笑)

実はこれ、ブログのタイトルにしようかちょっと迷ってました。

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7日金曜日にダルエスサラームに帰ってきて、同期隊員と1番話題になったのはやっぱり「チャパ(体罰)」ですね。

 

まあ僕が一人でなんとかできるものではないと思うし、たかがタンザニアに来て4週間、学校に行ったのはわずか4日で全否定するのも違うと思うので、ゆっくり時間をかけてよい方向にアプローチできたらいいなと思っています。

 

 

 

8日土曜日

は、先輩隊員(体育隊員)同士の学校の野球部が練習試合をするということでそれを見に行ってきました!

 

タンザニアの野球初めて見ました!

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選手はとにかく野球を楽しんでいた!

それを強く感じました。

 

またまた協力隊入る前の話になりますが、非常勤の高校と母校の野球指導を約半年させてもらっていました。

この中で選手に対して、ほんとに野球好きなのかなとか、だれのために何のためにやっているのかと感じることが何回かありました。

僕自身もそんなことを思っていた時期もありますが笑

 

 

指導経験をして、タンザニアで初めて野球を見て考えたのは、

楽しめなければ意味がない!

 

なんでもそうですが、無理して人の顔色伺って、無理に型にはまってやる必要がないですよね。

好きなことを続ける方法はいくらでもあるし。自分にしかできないこともある。

 

 

タンザニアの子どもたち、お世辞でもうまいとは言えないレベルでしたが、

打つ、投げる、走る、捕る

たったこれだけでとにかく楽しそう。

グランドに雑草が生えてようが、ユニフォームとか道具がなくても関係ない。

 

「野球が好きだ」ってただそれだけ。

 

プレアサでも生徒に聞いたけど、生徒たちはほんとに純粋です。

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9日日曜日

は大使館の人たちと人生初スカッシュ!と久々にプールで泳いだ!!

身体の衰え感じた(単なる運動不足

 

と島岡さんの忘年の会二回目の参加!!!

(そのあとに人生初カジノ!!!)

 

10日は久々にJICAオフィスでプレアサについての面談、資料作成、銀行口座開設手続きと、返ってきてからもやること沢山。

 

11日からは語学学校再開!

 

 と、こんな感じでした(後半テキトーですいません!笑)

 

語学学校も残り二週間ちょっと!日本帰国までに目指せトリリンガル!!!

 

 

 

Asante! 

 

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ホテルの近くのおしゃれなカフェ